週末は代診にて大変ご迷惑をおかけしました。H30.1.25-1.28まで京都の国立京都国際会館で開催された第41回日本眼科手術学会とH30.1.28に浦和で開催されたH29年度第3回埼玉県難病指定医等研修に参加しました。
京都での学会は手術学会ではありましたが、小児の先天性鼻涙管閉塞は生後6か月で80%以上が、眼瞼内反(逆さまつげ)は6歳までに90%が自然治癒することもあると講演されており、保存的に経過をみつつ手術適応になる症例を見極めることが大切だと感じました。
難病指定医等研修は主に潰瘍性大腸炎(UC)、全身性エリテマトーデス(SLE)など内科疾患が講演の中心でした。UCは消化器疾患ではありますが、虹彩炎(茶目の炎症)など目にも症状がでることもあり、またSLEでも網膜症による視力障害がみられることがあり、最近治療として使われるようになったヒドロキシクロロキンでは副作用に網膜障害などがあり、これらの疾患で難病指定を行う際には眼科も内科の先生と連携を取っていくことが重要と考えられました。
<第41回日本眼科手術学会>
<H29年度 第3回埼玉県難病指定医等研修>